2025年10月03日更新
9月27日、松橋町島区でふるさと祭りが開かれ、多くの区民が楽しいひとときを過ごしました。
市役所から1キロメートルほど南部に位置する島区は古くから稲作などの農業が盛んな地域ですが、この数十年は新興住宅地が広がり、人口が増えている地域のひとつ。
転入してきた人たちを含め、さまざまな年代の区民が交流を深めることができるような行事にできればと、昨年からこの時期に開催しています。
この日は、日頃から楽しんでいる大正琴や健康ダンス、カラオケなどのステージが繰り広げられたほか、天保年間から同区に伝わるとされる雨乞い太鼓の演奏も披露され、区民たちは盛んな声援を送っていました。
同区の中嶋裕一郎区長は「区内人口も昔に比べるとかなり増えて、交流の機会をなんとか作りたかった。こうした行事を通して、昔から住む区民と新たに転入してきた区民が世代を問わず交流を深め、区のにぎわいにつなげたい。災害などの際にも共助の体制を敷くことができると思う」と話しました。