2023年10月25日更新
10月3日、豊野町山崎地区にある日本製紙株式会社の社有林で植樹式が行われました。
市は、7月に株式会社読売新聞西部本社と株式会社熊本県民テレビとの3者でSDGs(持続可能な開発目標)普及啓発に関する協定を締結。この取り組みは、その中で株式会社読売新聞西部本社が進める「九州・山口 未来の森~みんなで学ぼうSDGs」プロジェクトの一環として実施されました。
植樹式で、読売新聞西部本社国松徹(くにまつとおる)代表取締役社長は「植樹する木は、サクラ、コナラ、クヌギなど計200本。林野庁の資料を基に計算すると、この200本の樹木が成長すれば1年間で300キログラムのCO2を吸収してくれます。これは、自動車1台が宇城市から愛知県まで走ったときに排出されるCO2と同じ量です。宇城市から熊本県、そして世界中の環境に役立つと思って植樹してもらえれば。」と話しました。
その後、植樹に託す自分の未来について、児童を代表して野田汰志(たいし)さんと宮本美玖(みく)さんが発表しました。
野田さんは「将来の夢は、海外で活躍できるようなサッカー選手です。でも、将来、環境が壊れると夢がかなわないかもしれないので、木を植え、1人1人ができることで自然豊かな環境が続くようにしたい。」と話し、宮本さんは「バレー選手になることが夢です。安心して住める、ゴミがない自然豊かな未来になってほしい。」と思いを語りました。
植樹に託す自分の未来について語る野田さん(写真右)
(写真左から)日本製紙株式会社馬城文雄(まのしろふみお)取締役会長、株式会社熊本県民テレビ宗田英成(むねだひでなり)代表取締役社長、浅井正文(まさふみ)副市長、株式会社読売新聞西部本社国松徹(とおる)代表取締役社長、読売西部七日会西村眞津美(まつみ)会長
植樹する児童たち
植樹式には、豊野小学校の5年生33名が参加し、熊本県立豊野少年自然の家から会場までの遊歩道を元気に歩いた