2025年10月10日更新
トマト黄化葉巻病・トマトキバガに関する注意報
農産物名 トマト黄化葉巻病、トマトキバガ
- 発生が多い地域 宇城地域
- 発生程度 コナジラミ類の誘殺数:多(例年の約4倍)
トマト黄化葉巻病の発生数:多
トマトキバガの誘殺数:例年に比べ増加が早い - 注意報発表の根拠
- 野外のコナジラミ類誘殺数が10 月1日時点で69.7 頭/日と例年の約4倍になっています(野外に設置した黄色粘着版4地点平均)。
- 現地ほ場でのトマト黄化葉巻病の発生が多く、ビニール被覆後もトマト黄化葉巻病の被害がさらに拡大することが懸念されます。
- 野外のトマトキバガ誘殺数が9月26 日時点で7 頭/日と例年に比べ増加が早くなっております。
- 防除対策
- ビニール被覆後にコナジラミ類、トマトキバガを定着させないため、
①10 月10日から20 日、②11 月1日から10 日にコナジラミ類及びトマトキバガに対して効果の高い薬剤の散布(下表の薬剤)をお願いいたします。
農薬の散布時期と薬品名 散布時期 IRACコード 農薬名 混用効果を高める気門封鎖剤 10月10日から20日
(注)天井ビニール被覆後
6 アファーム乳剤 ムシラップかサフオイル
(注)サフオイルは薬害に注意
30 グレーシア乳剤 11月1日から10日 6 アニキ乳剤 - ハウス内に黄色粘着版を設置し、コナジラミ類の物理的防除に努めましょう。
- ハウス周辺の除草を再度行いましょう。
- 感染株はトマト黄化葉巻病拡大の原因になりますので、見つけ次第早期に除去をお願いいたします。
- ビニール被覆後にコナジラミ類、トマトキバガを定着させないため、