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子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)接種 

2024年10月01日更新

HPV 10月以降.PNG

予防接種時には必ず「母子健康手帳」「宇城市から発行された予診票」が必要です。お手元にない方は宇城市保健福祉センター(0964-32-7100)へご連絡ください。

キャッチアップ接種は令和7年3月31日まで!接種完了まで約半年かかります

  過去の積極的な勧奨の差控えにより、接種機会を逃した方(平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれの女性)は、令和7年3月31日まで公費による定期接種が可能です。

  令和7年4月1日以降に接種する場合、任意接種となり、約9万円(1回当たり約3万円(注))の自己負担が必要です。

  接種完了までに約半年かかるため、早めの接種をご検討ください。

  令和6年度に高校1年生になる女性も、令和6年度が定期接種の最終年度になります。令和7年4月1日以降は任意接種となり、全額自己負担となりますので、接種をご希望の場合は、早めの接種をご検討ください。

(注)9価ワクチン(シルガード9)接種の場合

一般的な接種スケジュール

子宮頸がんワクチンスケジュール例の画像、詳細は本文中の(外部リンク)ヒトパピローマウイルス感染症 子宮頸がんとHPVワクチンよりご確認いただけます。

(注)1、2、3、4、5、6はいずれも、標準的な接種間隔をとることができない場合の接種間隔となります。

子宮頸がんについて

  子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(以下、「HPV」という。)が持続感染し、数年から十数年後に病変して子宮の入り口(子宮頸部)にできるがんです。
  自覚症状がないまま発症・進行することが多く、発見が遅れると、妊娠、出産に影響を及ぼすだけでなく、命にかかわることもあります。
  国立がん研究センターによると日本では年間約1.1万人が子宮頸がんと診断され、それにより亡くなる方は約2,900人います。子宮頸がんになる人は20歳代後半から増加し、30歳代後半から40歳代で最も多くなります。り患者は20歳代から増え始め、30歳代までにがんの治療で子宮を失ってしまう(妊娠できなくなってしまう)人も、1年間に約1,000人います。

  子宮頸がんの原因は、性的接触によって感染するヒトパピローマウイルス(HPV)です。ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんを始め、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等の病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。そのため、ワクチンを接種してウイルス感染を防ぐことで子宮頸がんを予防できると考えられています。

ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染しても、ほとんどの場合は自然に治るため子宮頸がんに至るのはまれです。 しかし、ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染した後にどのような方が子宮頸がんを発症しやすいのかは分かっていないため、子宮頸がんを発症する可能性はどなたにもあります。

検診の必要性について

  子宮頸がんは、HPVワクチンの接種で予防し、20歳からの定期的な子宮頸がん検診で早期発見ができます。

  HPV感染のほとんどが性的接触によるものであることから、子宮頸がん予防にはHPV感染前の予防ワクチン接種が効果的といわれています。
  しかし、特定のHPV感染を予防するワクチンであることから、すべての子宮頸がんの発症を予防できるものではありません。
  そのため、20歳以降は定期的に子宮頸がん検診を受ける必要があります。症状が進行すると治療が難しいことから、早期発見が大切です。

ワクチンについて

  現在、定期接種として公費で受けられるHPVワクチンは、2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)、9価ワクチン(シルガード9)の3種類があります(注)
  (注)令和5年(2023年)4月から、シルガード9も公費で受けられるようになりました。

  また、平成9年度から平成19年度生まれまで(誕生日が1997年4月2日から2008年4月1日)の女性で、通常のHPVワクチンの定期接種の対象年齢の間に接種を逃した方も、公費でシルガード9を受けられるようになりました。

詳しくは厚生労働省のヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がんとHPVワクチン~(外部リンク)をご確認ください。

定期接種について

  • 定期接種対象                  小学校6年生から高校1年生に該当する女子
  • 標準的な接種期間           13歳となる日の属する年度の初日から当該年度の末日まで(中学校1年生)
  • 予診票配布時期               中学1年生となる年度の始めに郵送にて配布(令和6年度は、4月上旬に郵送にて配布しました)

 

(注)令和6年度に高校1年生になる女性は、キャッチアップ制度が令和6年度に終了することから、令和6年度(令和7年3月31日まで)が定期接種の最終年度となります。接種をご希望の場合は、早めの接種をご検討ください。

(参考)

厚生労働省ホームページ ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~(外部リンク)

厚生労働省ホームページ HPVワクチン Q&A(外部リンク)

(熊本県ホームページ)子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの予防接種について(外部リンク)

接種機会を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~

平成9年度生まれから平成19年度生まれ(誕生日が1997年4月2日から2008年4月1日)の女性の方でHPVワクチンの接種機会を逃された方には、個別通知を令和4年度に発送しています。

内容をご確認のうえ、接種されますようお願いいたします。

また、すでに自費で接種を受けている方は料金助成が受けられる場合があります。

詳しくは子宮頸がん予防接種費用の助成を行いますをご確認ください。

ご不明な点は、下記までお問い合わせください。

(注)令和6年度(令和7年3月31日まで)で、キャッチアップ接種は終了いたします。令和7年4月1日以降に接種した場合は、すべて任意接種となり、公費負担はありません。早めの接種をご検討ください。

子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの接種を希望される場合

  • ワクチンの種類が3種類ありますので、事前に各医療機関へご相談ください。接種の際に、どのワクチンを接種されるかご確認をお願いします。
  • 予診票を紛失された場合は、宇城市保健福祉センター窓口で再発行ができます。窓口で、母子健康手帳の確認が必要です。事前にお電話にてご予約ください。
  • ご不明な点は、下記までお問い合わせください。

 

(参考)こどもの予防接種を実施しています

お問い合わせ

宇城市 保健衛生部 健康づくり推進課 感染症対策係

電話番号:
0964-32-7100

追加情報:アクセシビリティチェック

アクセシビリティチェック済み

このページは宇城市独自の基準に基づいたアクセシビリティチェックを実施しています。

▶「アクセシビリティチェック済みマーク」について

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