2025年12月15日更新
12月8日、小川工業高校建築科2年の生徒33人が、市保健福祉センターの中規模改修工事を見学しました。
高校生の県内就職の促進や企業の人材確保支援を目的として県内高校生を対象に県が実施する企業見学ツアーの一部として訪問。
生徒たちは、工事を受注している株式会社日置組(松橋町)の現場監督で同校出身の藤本翼さんから企業の説明を受けた後、市保健福祉センターでの建屋の改修工事の様子を見学。実際に足場に登って同社工務部部長の松川孝弘さんから工事の手法などについての説明も受けました。
参加した斉藤優仁(ゆうじん)さんは「授業で習った材料や構造について、実際に現場で使われているところを見ることができ、とても勉強になりました」と話しました。
最後に、足場での見学の様子を見ていた藤本現場監督から「現場では、足場での事故が最も多い。常に危険の中での作業なので、今回見られたような危険な行為は絶対にしないでください」と厳しい言葉を投げかけつつも、「皆さんが、将来現場で活躍することを期待しています」とエールを送りました。
この日は、市保健福祉センターのほか、土木工事の現場や資材の製造工場を訪問し、学びを深めました。
生徒に語りかける松川さん(写真左)と藤本さん(写真右)
生徒たちに説明する松川さん
