2025年09月10日更新
9月6日、イオンモール宇城で救急フェア2025が開催され、多くの人たちが参加しました。
これは、9月9日の「救急の日」に合わせて救急医療を身近に感じてもらうことを目的に宇城広域連合消防本部が主催したもの。
心肺蘇生法などの救急法の体験や救急隊が使用する機材や装備品の展示などが行われました。
子どもたちにも興味を持ってもらおうと、戦隊キャラクターに扮した消防隊員らが流行りの音楽などを使用した劇で、心肺蘇生法やAEDの使用方法について説明。
参加者たちは署員や市消防団員から説明を受けながら胸骨圧迫などを体験しました。
またこの日は、国立病院機構熊本南病院、明治安田生命保険相互会社、宇城市の共催による健康相談会も同時開催。
血圧や骨密度、血糖、ベジメータによる野菜摂取量測定などの測定ブースや、測定結果をもとに医師や管理栄養士と相談できるブースが設けられ、参加者らは健康維持につながる生活指導を受けていました。
母親と胸骨圧迫を体験した人吉市の永椎涼太朗(ながしい りょうたろう)さん(7)は「看護師である母の影響で、家でも胸骨圧迫などの練習をしていますが、今回、消防署の人に見てもらいながら体験できて良かったです。家族にもしものことがあったときのため、実践できるようになりたいです」と話していました。
地元の白百合保育園の園児たちによる太鼓演奏が会場に華を添えました