2025年04月11日更新
(まつりのフィナーレを飾った総踊り)
4月6日、不知火町亀崎地区のすすきの公園で花まつりが2年ぶりに開催され、地元の住民や地区内にある3つの高齢者福祉施設の入所者など約170人が参加しました。
地区に住む子どもから高齢者までの幅広い年代が交流を深め、地域力を高めることを目的に、亀崎地区が10年前から開催しています。 以前は4年おきに開催されていましたが、開催を待ち望む住民からの声が多かったため、今年からは2年に1回の開催となりました。
祭りでは、「亀崎太鼓里帰り」と題して、同地区に保存してあった大太鼓を譲り受けた、不知火竜燈太鼓保存会による演奏からスタート。会場は、力強く、身体に響き渡る太鼓の迫力ある音色に包まれました。
また、地区の子ども会や大人たちによるダンスや歌、同地区の伝統芸能「はかり米踊り」など、多彩なステージイベントがあり、会場を盛り上げました。
(不知火竜燈太鼓保存会の演奏で祭りはスタート)
(亀崎地区に里帰りした大太鼓に触れる子どもたち)
(地区の子どもたちがダンスを披露)
(きらびやかな衣装をまとい自慢の歌声を披露)
(亀崎伝統芸能はかり米踊り)
祭りのフィナーレには、参加者たちによる総踊りが行われ、青空のもと、不知火まつり歌の音に合わせ、輪になって踊りました。
主催した同区の田嶋光晴区長は「過疎化が進む中、高齢者から子どもまで、地区の人たちが集い、交流を深めることが大切だと感じる。この思いを今後も、若い人たちに継承していきたい。」と話していました。