2024年03月08日更新
3月2日、イオンモール宇城オアシスコートで、一般財団法人熊本県ろう者福祉協会中央支部と熊本県手話サークルわかぎ宇城グループが主催する「耳の日ふれあい2024」が開催されました。
難聴と言語障がいがある人々の悩みを少しでも解決したいという思いから制定された3月3日の「耳の日」に先駆けて行われたこのイベントには、100人を超える観客が集まりました。ステージでは手話を使った劇やスピーチなどで、ろう者と聴者との間に生まれるさまざまな場面での情報格差を提示。両者をつなぐコミュニケーション手段として手話の重要性が説かれました。
(下記写真について)手話スピーチの様子
駅の遅延放送、病院の呼び出し音、災害時の警報など、日常のさまざまな場面で大切な音声情報が流れていますが、いずれもろう者には聞き取ることができません。もし、あなたの周りに耳の聞こえない人がいれば、手話はもちろん、筆談や身振り手振りで状況を知らせるだけでも、情報を伝えることができます。
(下記写真について)手話劇の様子
ステージ後半には、鮮やかなよさこいパフォーマンスのほか、紙芝居、手話歌、手話落語が披露され、手話を通じて会場が一体となって楽しむ場面も。手話クイズや抽選会も行われ、おおいに盛り上がりました。
(下記写真について)よさこい、紙芝居、手話落語の様子
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