2024年02月29日更新
2月19日、不知火小6年生66人が卒業を前に、松合地区でゴミ拾いやドッジボールなどをして思い出づくりをしました。
これは、児童たちが4年生のときに旧松合小と合併し、勉強したり地域の人に教えてもらったりしながら暮らしてきたまちへの感謝の気持ちを込めて児童たち自身が提案して行われたもの。
松合漁港を出発した児童たちは、松合水門扉の下を抜けて3方向に分かれて松合の町並みの中をゴミ拾い。松合小に到着後、あいにくの雨模様で運動場などの外での活動はできなかったものの、児童全員で体育館内を隅々まで清掃しました。
「地域の人たちには、登下校で声を掛けてもらったりと感謝しています。体育館はまちの皆さんが普段使っている施設と聞いて地域に貢献したいと思いました。」とボランティアを企画した亀井優真(ゆうま)さん。
普段、所属するチームの野球の練習などで体育館を活用する田村優樹(ゆうき)さんは「松合小出身。ここには懐かしい思い出もたくさんあります。全校生徒でピカピカにしました。」と活動を振り返りました。
その後、6年生全員でお菓子を食べたり、ドッジボールを楽しんだりしてみんなで過ごす松合での思い出づくりが終了。 森桜歌(おうか)さんは「いつもやっているドッジボールですが、体育館を広く使えて楽しかったです。」と話すなど、残り少ない全員で過ごす貴重な時間となっていました。
不知火小で学習ボランティアを続ける松合地区在住の中川浩子(ひろこ)さん(85)はこの様子を見守り「この地域に子どもたちの声が響くのがうれしい。」と喜んでいました。
(下記写真について)松合の仲西船溜り付近でゴミがないか目を凝らす児童たち
(下記写真について)体育館の隅々まで気持ちを込めながら清掃
(下記写真について)66人が一列に並んで一斉にぞうきん掛け
(下記写真について)6年生全員でのドッジボールもこれが最後