2022年05月25日更新
宇城市の消費者行政について
近年、スマートフォンの普及やインターネット取引等の影響により、私たち消費者を取り巻く環境は大きく変化しています。ニーズに合った多彩な商品や便利なサービスが提供される一方、悪質業者の手口は複雑かつ巧妙化しており、十分な知識を持たないまま、安易に契約を結ぶケースが増えています。
このような背景のもと、被害に気が付かない方や誰にも相談できずに悩んでいる方が増加している現状にあり、消費者取引のトラブルによる大きな経済的被害が生じています。
そのため宇城市では、広報誌(ウキカラ)や出前講座などを通して、消費者トラブルに関する啓発活動を行っています。また、被害にあった場合の救済や対処方法などを相談できる消費生活センターを開設し、「消費者の自立」を支援しています。
消費者トラブルを防ぐためには、「今どのようなトラブルがあっているのか」「被害にあったらどうしたらよいか」を事前に知っておくことが必要です。また、悪質な業者の監視や被害の早期発見のために、家族や地域での見守り・声掛けを行うことも大切です。
宇城市では今後も、市民の皆様が安全・安心な消費生活を営めるよう、関係機関と連携しながら消費に関する情報提供や注意喚起などの啓発を推進するとともに、身近な相談窓口として消費生活センターを維持してまいります。市民の皆様の御理解・御協力をお願いいたします。
宇城市長 守田 憲史