2025年02月07日更新
(写真左から守田憲史宇城市長、MSP 上村淳一(うえむらじゅんいち)九州統括マネージャー、MSP 堀江完(ほりえゆたか)製造部課長、上田哲也熊本県商工労働部長)
1月17日、市は、溝端紙工印刷株式会社(和歌山県伊都郡かつらぎ町 以下、MSP)と、熊本県立会いの下、工場を増設する立地協定を締結しました。
MSPは、国内に7工場を有し、箸袋や紙おしぼりなどの製造事業を展開する企業です。今回、溝端紙工印刷株式会社九州工場(宇城市豊野町)の敷地内にクリーンルームを有した新工場の建設及び設備導入に約9.2億円投資し、急速に需要が拡大している医療・介護向けの紙タオルなどの製造を行う予定です。将来的には、災害用の長期保存可能なおしぼりの製造や新たな分野への展開も想定しています。
操業開始は2026年6月、地元からの新規雇用は約5人の予定です。
県庁で行われた協定締結式で、MSPの上村淳一九州統括マネージャーは「新工場の建設によって九州一円の需要をカバーし、商品を迅速にお届けできるようにしていきたい」と話し、守田憲史市長は「宇城市を拠点に事業を拡大し、さらなる発展を遂げられるよう、全力で支援させていただきます」とあいさつしました。