2025年05月01日更新
農作業中の熱中症に注意!!
夏に向けて、農作業中に熱中症になる人が増えています。
熱中症は正しい知識を身につけることで、適切に予防することが可能です。
毎年、約30名の方が農作業中の熱中症で亡くなっており、死亡事故の約85%が7月から8月に発生している一方で、3月から6月にも発生が見られます。
予防のポイント
暑さを避ける
- 高温時の作業は極力避け、日陰や風通しのよい場所で作業を行う。
こまめな休憩と水分補給
- 喉の渇きを感じる前に、こまめに水分・塩分を補給する。
単独作業を避ける
- 複数名で作業を行う、時間を決めて連絡をとり合う。
熱中症対策アイテムの活用
- 帽子や吸湿速乾性の衣服の着用、空調服や送風機の活用を行う。
熱中症が疑われる場合は・・・
1 作業の中断(代表的な症状)
- 汗をかかない、体が熱い
- めまい、吐き気、頭痛
- 倦怠感、判断力の低下
2 応急処置
- 涼しい環境へ避難
- 衣服をゆるめ体を冷やす
- 水分・塩分を補給
3 症状が改善しなければ、すぐに病院へ
- 応急処置をしても症状が改善しない場合は医療機関で診療を受けましょう