2026年03月04日更新
昔話「桃太郎」×「ろう者」の手話劇「桃太ろう」
2月28日、イオンモール宇城で、「耳の日ふれあい2026」が開催され、200人を超える人が来場しました。
これは、3月3日の「耳の日」に合わせ、手話や指文字、その他のコミュニケーション手段への理解を深める目的で、一般社団法人熊本県ろう者福祉協会県中央支部と熊本県手話サークルわかぎ宇城グループなどで構成される耳の日ふれあい実行委員会が主催したもので、同会場での開催は今回で4回目。
来賓として出席した末松市長は「手話言語条例を県内で5番目に制定しましたが、これがスタートです。『手話が言語』ということを広く認識してもらえるよう、市としても取り組んでいきます」とあいさつ。
会場では、手話サークルによる劇や手話での意見発表、伝言ゲームなどが行われ、コミュニケーション手段としての手話の重要性が訴えられました。
そのほかよさこいの演舞やお楽しみ抽選会なども行われ、会場は大盛り上がりでした。
祖父母と小学生の娘とともに訪れたという人吉市の30代女性は「子どもが手話に触れたことがないので、このようなイベントを通して、指文字などからでも興味を持ってほしい」と手話への関心を寄せていました。
一般社団法人熊本県ろう者福祉協会県中央支部の猿渡一徳(さるわたり かずのり)支部長は「全国で手話言語条例が制定されているなか、今回宇城市も条例制定となってうれしいです。条例制定や今回のイベントが、手話奉仕員養成講座の生徒増加や地域の手話教室の増加につながり、手話が広く広まっていくことに期待しています」と話しました。
意見発表
来場者も参加したジェスチャー伝言ゲーム
ステージ発表者へ手話で拍手を送る
手話や指文字の展示もありました