2025年06月20日更新
宇城市立青海小学校4年生15人が、ダムや浄水場での様子を確認し、働きを知り、綺麗な水を飲むことができ自分たちの生活のつながりを考える学習を行いました。
石打ダムでは宇城地域振興局の職員がダムの役割や構造、普段の管理内容を説明しました。
石打ダムは宇城市三角町にあるダムで1992年完成したものです。ダムの高さは38.5メートルで熊本城天守閣と同じ高さ、ダムの長さは256メートルでジャンボジェット機の4機分の長さです。貯水容量は12億リットルで25メートルのプール2400杯分です。
ダムは治水と利水という役割のために作られました。利水は生活用等として活用します。治水は大雨が降った時に、河川の急激な上昇を抑える役目をしています。
実際に説明を聞きながら子どもたちはメモを取っていました。
ダムでは異常がないか定期的に点検が行われております。ダムの圧力計で水が漏れていないか確認し、実際のダムの水質、水温を確認しています。砂の堆積量も確認しています。また、大雨時の監視も行っています。
子どもたちは実際にダムの中の通路である監査路に入って体験見学も行いました。監査路の中は階段や通路で通れるようになっており、水の横を通る為、温度は低めとなっております。子どもたちはかなり温度が低いことを感想で述べていました。
説明を受け、見学を終えて、「水のあるしくみがはじめて分かりました」と子どもたちからお礼の言葉が述べられました。
石打ダムではダムのことがわかる石打ダム資料館があります。実際に学習した後、ダムの中も体験できますので是非ご活用下さい。