2024年12月13日更新
11 月 12 日から15 日に、ブーンレイ中学校(シンガポール)訪問団の生徒 10 人、教師等 4 人が市を訪れ、市内中学生らと交流しました。
市は国際感覚豊かな青少年育成を目的に、平成21年から同校と交流しています。今年度は 8 月 5日から10 日に市内中学生 10 人が派遣され、同校の生徒宅でホームステイしました。今回は、シンガポールでホストファミリーとなった生徒を中心として訪問団が構成され、市で日本の文化や景観・産業を見学・体験しました。
訪問団は、12 日には市の基幹産業である農業を学ぶため、松川果樹園(不知火町松合)と宮川洋蘭(三角町戸馳)を見学。
シャインマスカットや不知火柑の栽培・販売を行う松川果樹園では、初めてミカン狩りを体験し、収穫したミカンをその場で食べ、秋の味覚を味わいました。
また、宮川洋蘭園では環境に配慮した生産販売方法について学んだほか、蘭(シンガポール国花)でボトルフラワー制作を楽しみました。
13日には市役所庁舎や不知火中学校を訪問。不知火中学校では竜燈太鼓やソーラン節の迫力あるパフォーマンスで盛大な歓迎を受けました。
14 日午前には市内中学校で授業や給食を体験する中で、派遣生徒だけでなく各校の生徒や教職員とも交流しました。
午後からは、派遣生徒と訪問団が一堂に会し、シンガポールでの思い出や近況を英語で語り合い、さらに親睦を深めました。
15 日には「宇城地区中学生音楽会」に出演し、シンガポール独立記念日のテーマソングでダンスパフォーマンスを披露。会場に手拍子が鳴り響きました。
訪問団のジンインさん(15)は市での体験を振り返り、「日本の学校生活から多くのことを学びました。日本の食文化と歴史に対する理解と認識が深まり、とてもうれしく思います」と話しました。
(上記写真について)表敬訪問の様子
(上記写真について)松川果樹園でミカンの収穫体験
(上記写真について)宮川洋蘭でボトルフラワー制作に取り組むブーンレイ中の生徒たち
(上記写真について)市内中学生との交流会の様子
(上記写真について) 宇城地区中学生音楽会でパフォーマンスを披露するブーンレイ中学校の生徒たち