2024年06月12日更新
6月5日、小里内閣総理大臣補佐官(農山漁村地域活性化担当)と九州農政局職員ら約20人が、宇城市三角町の戸馳島を訪問。株式会社イノP(宮川将人代表)が実施する農業とICTを活用した鳥獣対策、ジビエ利用、農村での宿泊などを通じた地域活性化の取り組みを視察しました。
宮川洋蘭にて行われた意見交換会で、株式会社イノPが鳥獣対策を行うきっかけとなった農家の話やイノシシの捕獲頭数が対策によって減少したことなど、農業をやりながら鳥獣対策を行っていくことは難しいため、ICT機器の導入で効率化が図れたことなど、これまでの取り組みとその成果を説明しました。
意見交換会後は、ジビエツーリズムで利用している空き家を改修した農泊施設や森林の中に仕掛けたICTを活用した箱わな、ジビエ加工施設を見学しました。
小里補佐官は、「ICTを活用したスマート捕獲、これを中心とした鳥獣対策は、国が目指そうとするモデルそのもの。スマート捕獲を展開していく上での色々な課題もまとめて勉強できたので、これを参考にして施策に反映していきたい。」と語りました。
視察の最後は、ジビエファームの前で小里泰弘(おざとやすひろ)内閣総理大臣補佐官(写真右から4番目)とイノPのメンバーでイノシシピース。