2024年06月07日更新
6月2日、松橋町の大野公園で防災訓練が開催されました。これは、大野区が区民を対象に防災士会、消防団、宇城市防災消防課などからの支援を受け、近年多発している地震、台風、水害に対する区民の防災意識を高め、有事に備えることを目的で行ったもので区民131人が参加。
早朝から参加者らは、災害発生時に危険な場所から避難する立退き訓練と炊き出し訓練、消火訓練の3つの訓練を行いました。同区の上山和博(かずひろ)区長は「多くの人が参加しやすいように宇城市美化運動と併せて行いました。いつ災害が来るか分からない今の時代だからこそ一人一人が防災意識を高めることと、自助共助の意識を大切にしてほしいと思います。」と語りました。訓練に参加した續山隆成(りゅうせい)さんは「熊本地震、近年の大雨を経験し、災害の恐ろしさを身をもって感じているので、今回のような訓練は非常に助かりました。今度は家族で参加したいと思います。」と今回の訓練を振り返りました。
小組合ごとに安否確認を行う立退き訓練
炊き出し訓練ではお味噌汁とおにぎりが100人分、ヤマザキパン熊本工場から食品支援としてパン200個が提供された
消火訓練では機器の使い方を実践しながら説明する
スマートフォンで最新の被害情報を確認する