2023年06月27日更新
5月30日、台北駐福岡経済文化弁事処(駐福岡台湾総領事館)の陳銘俊(ちんめいしゅん)総領事と鄭静敏(ていせいみん)総領事夫人が市を訪問しました。これは、台湾との観光や物産をはじめとするさまざまな分野での交流に向けての意見交換と視察が訪問の目的です。
(上記写真について 三角西港を視察する陳総領事、鄭総領事婦人)
市役所に到着後、職員からの拍手で迎えられた陳総領事と鄭総領事夫人は、市長室で守田市長、浅井副市長、溝見市議会議長、平岡教育長と意見交換会を行いました。
陳総領事は「本日は熱烈な歓迎をしてもらいとても熱い気持ちになりました。台湾の魅力は、おいしい料理、フレンドリーな人柄、治安がよく、医療が進んでいること。これは、日本のおかげです。
今後、TSMCの熊本進出で、台湾人が多く流入してくると思います。横浜などに中華街はありますが、台湾街は日本にありません。熊本で台湾街のような食文化が体験できる場所ができれば熊本の一つの特色になると思います。
台湾の人口2,000万人のうち、約4分の1(500万人)が毎年日本を訪れており、日本が大好きです。」と話しました。
守田市長は「受け入れる準備はしますので、ぜひ宇城市へもよろしくお願いします。市は高速道路のインターチェンジ、JRの駅があり交通の要衝で便利なところ。TSMCができる菊陽町へも高速道路を使えばすぐ行けます。」と市の魅力を伝えました。
意見交換後には、三角町の有限会社 山本洋蘭を訪ね、ラン栽培の様子や三角西港を視察。
陳総領事は、「宇城市を訪れて、ラン栽培の温室ハウス、農産物、歴史などとても豊かなところだと感じました。日本と台湾は歴史柄深いつながりがあり、九州・山口の先人たちは、台湾の発展に貢献された経緯があります。今後、宇城市との友好交流を期待しています。」と笑顔で語りました。
(上記写真について 意見交換会を行う陳総領事と守田市長)
(上記写真について 有限会社 山本洋蘭でハウス内を見学する陳総領事、鄭総領事婦人)
(上記写真について 拍手で出迎えられる陳総領事、鄭総領事婦人)