2023年07月14日更新
世界文化遺産登録8周年を祝い、3市で特別給食メニューを提供
三角西港を含む「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」(8県11市23資産)が世界文化遺産に登録され8年目を迎えました。
明治日本の産業革命遺産のうち、「三池エリア」に属する宇城市、大牟田市、荒尾市の3市が、子どもたちに自分の町の世界遺産を知ってもらい、関心を持ってもらおうと「世界遺産学校給食コラボイベント」をおととしから企画。
明治時代に、大牟田市、荒尾市にある三池炭鉱から掘り出された石炭が三角西港を経由して海外に輸出されていたことから、「石炭」をイメージした献立メニューを考案。宇城市では7月6日に「とり肉の石炭ごまみそがらめ」が全小・中学校の子どもたちへ提供されました。
松橋小6年の末松昊士(すえまつこうし)さんは、「(とり肉の石炭みそがらめは)とても美味しかった。黒ゴマで黒くなっていて健康にも良さそう。三角西港は、いつ頃作られたのか、誰がどんな思いで作ったのか知りたいです。」と話しました。
また、同校小学6年の村森海世(むらもりかいせ)さんは、「焼き鳥みたいで本当に美味しかった。三角西港は、なぜ世界遺産になったのか、とても興味が出てきました。」と話していました。
同校小学6年の児童たちは、この世界遺産学校給食を機に、実際に三角西港の現地学習を予定しています。