2022年02月03日更新
熊本県「PM2.5(微小粒子状物質)に係る暫定的な対応方針」の改定が行われました
より精度の高い予測判断や県民へのきめ細やかな情報発信について改善を図るため、熊本県が、PM2.5の注意喚起の方法等の見直しを行いました。この対応方針は平成25年9月20日から運用されています。
主な変更点について
(1)注意喚起の判断方法の変更
- 早朝時の予測判断について、精度の向上が図られました。
- 現在情報による判断を新たに採用し、日中においても注意喚起が行われます。
(2)注意喚起の地域区分の新設
これまで、注意喚起の地域は、県内一円とされていましたが、風向、風速など地域により濃度差があるため、県内を4つに区分(県北、県央、県南、天草地域)して注意喚起が行われます。
宇城市は県央地域に含まれます。
(3)注意喚起の解除の情報提供
これまでは、翌日午前0時をもって自動解除とされていましたが、地域内の大気環境が改善した場合は、注意喚起解除の情報提供が行われます。
(4)注意喚起の周知内容の変更
周知内容の表現が一部変更されました。
変更の詳細につきましては、新旧対照表をご確認ください。
熊本県が注意喚起を行う判断の目安
各地域内において、国の暫定指針値:日平均値が70マイクログラム/立方メートルを超える可能性があると熊本県が判断した場合、注意喚起を行います。
早朝時の予測判断(午前5時、6時、7時の情報による注意喚起)
原則として、地域内の当日午前5時、6時、7時の1時間値の3時間平均値が2局以上で85マイクログラム/立方メートルを超過した場合、午前8時までに発信する。
現在情報による判断(午前6時から午後7時までの観測値による注意喚起)
原則として、地域内の当日午前1時から各時間帯までの1時間値の平均値が1局でも70マイクログラム/立方メートルを超過した場合。
注意喚起の解除
地域内の全ての測定局の1時間値が2時間連続して70マイクログラム/立方メートル未満となった場合、解除の情報提供を行います。ただし、地域内で午前1時から判断する時間帯までの平均値が1局でも70マイクログラム/立方メートルを超過している場合は引き続き注意喚起を継続します。
(注)情報提供は、午後8時までに行い、それ以降は翌日午前0時をもって、自動的に解除とする。
注意喚起が出された場合
以下の対応をとることをお勧めします。
なお、呼吸器系の疾患のある方など高感受性者はより慎重な行動をお勧めします。
- 県及び熊本市が公表する速報値を注視する。
- 不要不急の外出は控える。
- 屋外での激しい運動をできるだけ減らす。
- 外出時にはマスクの適切な着用を行う。
また、粒子を屋内に持ち込まないためには、以下の行動も有効と思われます。
- 室内の換気は必要最小限にする。
- 洗濯物を室内に干す。
微小粒子状物質(PM2.5などの大気環境の状況(測定結果)については、熊本県のホームページから確認する事が出来ます。
詳細については下記のリンク先をご参照ください。
熊本県の大気環境の状況(pc・スマホ用)
熊本県の大気環境の状況 (携帯用)
大気環境情報メールの登録方法
次の1から4の手順に従って登録をしてください。
- メールアドレス「
」に、配信を希望する携帯電話を使って空メールを送信してください。
(注) 携帯の設定によってはメールが拒否されますので、上記アドレスのメールが受信できるよう携帯を事前設定(ドメイン指定)しておくことが必要です。 - 数分後自動的にメールが返信されますので、文末のURLをクリックしてください。
- 登録画面が表示されますので、必要事項を選択し、登録ボタンを選択してください。
- これで登録完了です。配信メールが来るたびに登録削除・登録内容変更が可能です。
情報メール受信費用が、1回メールにつき2円程度の負担となりますのでご了承願います。
問い合せ先
熊本県環境保全課 (電話番号:096-333-2269)
宇城保健所 (電話番号:0964-32-1148)