2022年01月15日更新
災害時の燃料補給について
災害が発生すると、需要過多による在庫不足や交通網の遮断によって、満足に給油できない可能性があります。
寒くなってくると、自宅や公民館での避難の際はストーブを使って寒さ対策をされることも多くあるかと思います。
また、大規模災害時などは、車中泊となる場合もあります。携帯電話の充電やエアコンの使用のために、エンジンをかけたままにしておくことも多く、特に夏冬はエアコンを使用し続けるため、ガソリンを多く消費します。
実際に、被災経験のある方の65パーセントが「災害で車の燃料や灯油の入手に困ったことがある」と回答しています。
いざというときのために、燃料の補給場所や保管については事前に確認しておきましょう。
満タン&灯油1缶プラス運動について
災害に備えて「自動車のガソリンを満タンにしておく」「灯油を1缶備蓄しておく」ことを推奨する運動です。
(注)灯油の備蓄については、正しい保管方法を心がけ、機器の故障や火災を起こさないよう十分に注意してください。
なぜそんな運動があるの?
災害によって道路の遮断や渋滞が発生すると、ガソリンスタンドまで行くことができなくなる場合があります。
それによって、以下のようなことが発生する可能性があります。
- 自動車が動かなくなり、道路上では自らが渋滞の要因になってしまう
- カーエアコンやカーラジオなどが使えなくなり、車中泊に支障をきたす
- 冬場のストーブ使用ができず、風邪などにかかってしまう
こんなことが起きないように、事前に備えるための運動として「満タン&灯油プラス1缶運動」を推奨しています。
住民拠点サービスステーション(SS)のご紹介
災害による停電時にも給油ができる住民拠点サービスステーション(SS)をご存知ですか?
宇城市には16か所の住民拠点サービスステーション(SS)があります。
ご自宅や職場の近くの給油場所を確認し、事業所に掲示するなど発災時に備えましょう。
住民拠点サービスステーション(SS)とは?
住民拠点サービスステーション(SS)とは、自家発電設備を備え、災害などが原因の停電時にも、継続して給油ができるガソリンスタンドのことです。
((注)ただし、設備の損壊やその他のやむを得ない事由により給油できない場合もあります。)
詳細は下記リンクからご確認ください。