2023年11月29日更新
11月15日から18日にかけて、シンガポールのブーンレイ中学校の生徒10人、教師など4人が市を訪れ、市内小中学生らと交流しました。
市では、国際感覚豊かな青少年育成を目的に、15年前からシンガポールのブーンレイ中学校との交流をしています。昨年までは、新型コロナの影響でオンラインのみの交流でしたが、今年は、4年ぶりの対面での交流となりました。
ブーンレイ中学校の訪問団は、豊野少年自然の家に滞在し、市長表敬訪問や豊野中学校での歓迎式典、和菓子作り体験を通して、宇城市の自然や文化に触れました。
17日に開かれた宇城地区中学生音楽会では、ブーンレイ中学校もシンガポール独立記念日のテーマソングに合わせてダンスと歌を披露。観客からは手拍子が沸き起こり、会場が一体となりました。
午後からは、不知火町の松川果樹園を訪れ、デコポン栽培を視察。
同園の松川武蔵(むさし)さん(31)から、地域農業の現状や今後の事業展開について学んだほか、ミカンを試食し、その甘さに顔をほころばせていました。
夜は豊野少年自然の家で、市内中学生19人と交流。
双方の中学生は、英語でコミュニケーションをとり、互いの文化について学ぶレクレーションゲームやメッセージカードの交換を通して親睦を深めました。
ブーンレイ中のデーミアンさん(15)は、「日本の皆さんの深いものの見方を知り、豊かな経験をすることができました。」と話しました。
(上記写真について)市長訪問の様子
(上記写真について)宮﨑誠昌堂(小川町)宮﨑貴彦(たかひこ)さんから和菓子作りの指導を受けるブーンレイ中学校の生徒
(上記写真について)宇城地区中学生音楽会でパフォーマンスを披露するブーンレイ中の生徒たち
(上記写真について)松川果樹園でデコポンハウスの視察
(上記写真について)市内中学生と夕食をとり交流を深めました