2026年07月03日更新
宇城市立郷土資料館では、企画展「うきの復興、再発見」を開催します。
平成28年に発生した熊本地震では、人命、住宅、道路等の甚大な被害が発生し、文化財にも大きな被害がありました。その一方で、災害からの生活復旧の中で新たに紐解かれた郷土の歴史がありました。失われるものがあった一方で、新たな発見があったことは、当時熊本県が掲げていた「創造的復興」を印象付ける出来事でした。
震災発生から10年を機に、文化財に対する災害の爪痕を再認識し、そこから前に進む過程で発見された郷土の新たな歴史を体感できる企画展です。防災を考えるきっかけに、ぜひご来館ください。
パネル展示「震災の爪痕」
市内で発生した文化財の被害は、法律で保存が定められた指定文化財だけでも41件にのぼります。現在までに復旧できた文化財もある一方で、完全に失われてしまったもの、復旧方法を解明できず現状維持を余儀なくされているものなど、災害の爪痕は現在もなお続いています。
熊本地震で発生した文化財の被害と現在の姿を紹介し、災害の爪痕とその復興の過程について解説します。
崩落後大雨で流失した「下鶴橋」(豊野町)
石室内部の石材が崩落した装飾古墳「桂原古墳」(不知火町)
資料展示「紐解かれたうきの歴史」
地震で使えなくなってしまった松橋中学校武道場建設、住居を失った方々のための災害復興住宅建設では、それぞれ松橋大野貝塚と大塚台地遺跡の発掘調査が行われました。
松橋大野貝塚からは、近くにある松橋大塚古墳と同時期の集落が見つかりました。大塚台地遺跡からも、近くで発見されていた弥生時代の集落と同時期のお墓が見つかりました。いずれの遺跡も、これまでに認識されていた遺跡と深く関係するものであることが分かりました。
両遺跡から発掘された土器や石器などを展示し、発掘調査時の写真と共に解説します。
松橋大野貝塚出土住居址
松橋大野貝塚出土埋設土器
大塚台地遺跡出土方形周溝墓
大塚台地遺跡出土土壙墓
企画展概要
開催期間 令和8年7月24日(金曜日)から10月18日(日曜日)まで
開催場所 宇城市立郷土資料館
(注)施設の詳細については宇城市立郷土資料館の記事ページをご確認ください。
開館時間 10時から17時まで
休館日 月曜日・木曜日(祝日の場合は翌日)
入館料 無料
チラシ
同時開催展示・イベント
蒙古襲来絵詞(複製品)展示
国宝「蒙古襲来絵詞」の複製品の各場面を月替わりで展示。
複製品ですが、なかなか公開されない国宝の名場面を見ることができるチャンス!
現在の展示はこちら
ワークショップ
◆第1回 勾玉づくり
古代のアクセサリー 勾玉を作ろう!
開催日時 令和8年8月8日(土曜日) 10時から
定員 20人 (応募多数の場合は先着)
申し込みフォーム(外部リンク) 令和8年7月31日(金曜日)まで
◆第2回 拓本扇子づくり
土器の模様を写し取る「拓本」の技術を使って、日本伝統のクールアイテム 扇子を作ろう!
開催日時 令和8年9月12日(土曜日) 10時から
定員 20人 (応募多数の場合は先着)
申し込みフォーム(外部リンク) 令和8年9月4日(金曜日)まで

