2025年04月02日更新
計画策定の経緯・目的
市では、人口減少や少子高齢化などの社会的課題を踏まえ、平成31年3月に「宇城市地域公共交通網形成計画」を策定しました。この計画では、持続可能な地域公共交通体系の構築を目指し、路線バスや乗合タクシーなどの利便性向上および運行効率化に取り組んできました。
しかし、計画策定から5年が経過し、地域公共交通を取り巻く状況は大きく変化しています。
そこで、このような急速な環境変化に適応し、持続可能な地域公共交通サービスを将来にわたって確保するためには、地域特性や市民の移動実態、公共交通の利用状況やニーズを総合的に分析し、地域の実情に応じた公共交通の在り方を示す「宇城市地域公共交通計画」を策定します。
この計画を通じて、地域の特性に即した効率的な公共交通体系の実現を目指します。
計画期間
令和7(2025)年度から令和11(2029)年度の5年間
計画の区域
宇城市内全域
基本理念
「多様な交通モードを連携し未来につなぐ」
基本方針
基本方針1「地域公共交通のサービス水準の見直し」
需要や利用実態に基づいた適切なサービス水準に見直し、市財政負担の抑制を図ります。
基本方針2「持続可能な地域公共交通ネットワークの構築」
持続可能な地域公共交通ネットワークを構築、さらには交通空白地への対応を検討します。
基本方針3「交通結節機能の強化」
松橋駅を交通結節点として整備を進め、また小川駅、三角駅においても結節機能の強化を図ります。
基本方針4「地域公共交通の利用促進・意識の醸成」
地域公共交通の利用機会を創出する等、利用促進を図り、意識の醸成を図ります。
基本方針5「地域公共交通と他分野の連携」
教育・医療・商業・観光等の他分野と連携し、限られた交通資源で効率的な運行を目指します。