平和への思いを胸に 「語り継ごう戦争」展
2024年06月03日更新
5月18日、19日に三角町の「創造空間あこう」で「語りつごう戦争」展が開催されました。
これは国連NGO認証団体「新日本婦人の会」宇城支部が平成26年から毎年宇城市各地で開催しているもの。11回目となる今回は宇城市に住むさまざまな人から提供された原爆写真、松橋空襲の絵、戦時資料など、貴重な絵や資料などを展示しました。
19日には、小学校などで紙芝居、絵本の読み聞かせボランティアを行っている四丸省司(しょうじ)さんの絵本の朗読と、父が被爆者で「熊本県被爆二世の会」共同代表の原田俊二(しゅんじ)さんの広島で被爆した父から語り継いだ講話がありました。最後は三角町で活動するバンド「スナメリJB's」の演奏で「折りづる」など平和の歌を皆で合唱。会場の全員が心から平和を祈っていました。同支部の日髙紀登美(きとみ)さんは「この活動を通じて戦争の悲惨さを後世へ伝えていけたらいいと思う。世の中から戦争や核兵器がなくなることを願っています。」と活動への思いを語りました。
四丸さん(写真1枚目)の絵本の朗読と原田さん(写真2枚目)の講話
新日本婦人の会が集めた貴重な資料を展示