宇城市食生活改善推進員協議会が厚生労働大臣表彰を受賞しました

2025年12月05日更新

　11月7日、沖縄県那覇市で開催された「令和７年度全国食生活改善大会」において、宇城市食生活改善推進員協議会が令和７年度栄養関係功労者（食生活改善事業功労者・地区組織）厚生労働大臣表彰を受賞しました。

　この表彰は、栄養改善および食生活改善事業の普及・向上に功労のあった個人や優良な地区組織などをたたえるものです。

　宇城市食生活改善推進員協議会は、平成17年に設立した地域住民の積極的な参加による自主的な活動団体です。
　これまで、「私たちの健康は私たちの手で ～のばそう健康寿命 つなごう郷土の食～」をスローガンに掲げ、「さしより野菜・たっぷり野菜・減塩で生活習慣病予防」を活動目標として、市と協力しながら子どもから高齢者まで幅広い世代を対象に食育活動を行ってきました。こうした長年の取り組みが評価され、令和５年には県知事表彰を受賞し、今回、熊本県食生活改善推進員連絡協議会の推薦を受けての受賞となりました。

　11月2８日には、会長をはじめとする４名が市役所を訪れ、末松市長に受賞の報告を行いました。
　末松市長は、「日頃から食生活改善活動へご支援ありがとうございます。宇城市の健康課題である高血圧の改善のためにも、今後とも力を貸していただきたい」と述べ、これまでの功績をたたえました。

(写真左から) 天川 竜治（あまかわ りゅうじ）副市長、宇城市食生活改善推進員協議会の村田 るみ子（むらた るみこ）副会長、蔦原 京子（つたはら きょうこ）会長、末松 直洋（すえまつ なおひろ）市長、古閑 美佐子（こが みさこ）副会長、深水 美穂（ふかみ みほ）理事

（受賞報告の様子）

会長  蔦原京子(つたはら きょうこ)さんからのコメント

　「私たちの健康は私たちの手で」という活動理念のもと、個人での活動のみならず、行政や健康づくりに関わる各種団体と連携して様々な活動を行っています。今までの会員1人1人の地道な取り組みが認められ、今回受賞できたことを大変うれしく思います。

  現在、生活習慣病の増加が大きな課題となっている現状があり、原因として日頃の食生活の影響が大きいと言われています。宇城市でも特に高血圧や高血糖の方が増えているということから「さしより野菜・たっぷり野菜・減塩」を活動目標として、今後も積極的に活動を行っていきたいと思います。