2025年03月24日更新
3月3日、松橋中学校でGoogle社に勤務している今崎憲児さんによる講演が行われました。
これは、世界規模で活躍している同校卒業生の話を聞くことで、異文化、職業観、そして生徒自身の進路について考えを深めてもらおうと同校が主催したもの。
今崎さんは豊福小学校、松橋中学校を卒業後、熊本電波高専(現:熊本高専)、九州大学へと進学し、カナダのカールトン大学で博士号を取得。そして、大手ネット販売Amazonなどでの勤務を経て、現在はワシントン州のGoogle社KIRKLANDオフィスでエンジニアとして勤務しています。
講演会では、スライドや動画を用いながら、自身の経験やGoogleオフィスの様子などについて話しました。
AI(人工知能)の一例としてChatGPTと会話をしてみせる場面では、生徒たちから「すごい!」などの歓声があがっていました。
今崎さんは「小さいときからコンピューターが好きで、その仕組みを知りたいと思ってエンジニアになりました。海外に出たのは、日本にとどまらず、視野を広げたいという思いからです。日本でうまくいかなかったことが海外ではうまくいくこともあります。皆さんにはぜひ広い視野を持って、将来のことを考えてほしいです。」と生徒に伝えました。
講演会の後半は生徒たちからの質疑応答。「エンジニアとして働くことのやりがいはなんですか。」との問いに、「自分が開発に携わった製品を世界中の人に使ってもらえることです。」と答えました。グローバルな視点での講話に、生徒たちは目を輝かせていました。
生徒からは、「海外で働くことに興味を持ちました。」や「将来の夢のために勉強を頑張りたいです。」などの声が聞かれました。
今崎さんに質問する生徒