2024年08月08日更新
8月1日に熊本県立松橋高校で体験入学と地域の特産物を販売するマルシェが開催され、市内外の中学生や地域住民などでにぎわいました。
これは、同校の体験入学に合わせて松橋高校を盛り上げるために結成された松橋高校魅力発信プロジェクトチームが企画したものです。
プロジェクトチームのメンバーは現在16人。会議を重ね、今回のイベントが実現しました。
体験入学には、中学生71人と保護者44人が参加し、3班に分かれて、普通科(地域創造コース)、情報処理科、家政科を順番に体験。
普通科では防災クイズや松橋高校生徒の発表、情報処理科では名刺作り、家政科ではコースター作りを行いました。
防災クイズ(普通科) 名刺作り(情報処理科)
コースター作り(家政科) 松橋高校の生徒が制作した作品が展示されてました
参加した不知火中学校3年生の津志田星來(せら)さんと山下大乃(ひろの)さんは、「どの科も楽しかったです。家政科の体験では、先輩後輩の仲の良さを感じ、良いなと思いました。」と振り返りました。
また、八代市立八代第二中学校3年生の坂田穂香(ほのか)さんは、「家政科に興味を持ち参加しました。松橋高校は地域のことをよく考えている学校で、生徒ものびのびしていたので楽しそうだと感じました。」と笑顔でした。
マルシェでは、シャインマスカットやブルーベリー、コチョウランなどの販売が行われたほか、地元企業の協力のもと、タピオカやかき氷などが無料で提供されました。
プロジェクトチームのメンバーは、「熊本市の高校へ進学する人が多くなってさみしい。そのため、市や県、地元企業との協力で松橋高校を盛り上げ、松橋高校を選んでくれる人が増えたらと思い、プロジェクトチームを結成しました。今回はその第1歩目となる事業です。楽しい高校だということを体感していただけていたらうれしいです。今後も、地域をあげて松橋高校を盛り上げるために、新しいことにも挑戦したいです。」と事業への思いを話しました。