2024年04月19日更新
自動車騒音常時監視について
「自動車騒音常時監視」とは、都道府県等が自動車騒音対策を計画的総合的に行うために地域の騒音暴露状況を経年的に系統立てて監視する必要不可欠として、平成10年の騒音規制法改正時に新設されたものであり、地方自治法第245条の9の規定に基づき、都道府県及び市(特別区を含む)が行う法定受託事務です。
監視を行う目的は、自動車騒音の状況及び対策の効果等を把握し、自動車騒音公害防止の基礎資料とするものであり、道路を走行する自動車の運行に伴い発生する騒音に対して地域が曝される年間を通じて平均的な状況について、継続的に把握することです。
面的評価
「面的評価」とは、道路を一定区間ごとに区切って評価区間を設定し、評価区間内の代表する1地点で騒音レベルの測定を行い、その結果を用いて評価区間の道路端から50メートルの範囲内にある全ての住居等について騒音レベルの推計を行うことにより、環境基準を達成する戸数及び割合を把握するものです。