2025年03月06日更新
健康のためには、1日350g以上の野菜を摂取することが目標とされていますが、熊本県民の野菜摂取量の平均は、男性 267.1g、女性 252.4gと約100g少ない状況です。(令和4年度熊本県民・栄養調査)「 野菜は食べた方が良い」と分かっていても、どれくらいを食べれば良いのか、野菜が足りているかどうか知ることは難しいです。
そこで、野菜の摂取状況を、“見える化”できる「ベジメータ」を市役所内に設置しました。ベジメータは指先1本の簡単な測定で野菜摂取状況が数値で分かる測定機器です。 ご自由に計測できますのご自身の野菜摂取状況をチェックし、健康づくりや生活改善予防にお役立てください。
設置場所
宇城市役所1階ロビー(正面玄関入ってすぐの総合案内の裏側)
利用時間
平日の8時30分から17時15分
ベジメータの測定方法
手の中指を機械の測定部にあてます。測定時間は10秒と短時間で自分の野菜摂取状況が分かります。
ベジメータとは、アメリカで特許を取得している「反射分光法」によって皮膚カロテノイド量を測定する装置です。カロテノイドは、緑黄色野菜に豊富に含まれるリコピンやβ-カロテン等の色素成分です。緑黄色野菜を食べると、野菜に含まれるカロテノイドが体に吸収され、通常2週間から4週間で皮膚にも蓄積します。そのため、皮膚のカロテノイド量を測定すれば、野菜摂取量を推定することができます。ベジメータの測定結果は0から1200の数値で表示され、スコアをAからEまでに分けてベジスコアとして結果を出してくれます。