2022年02月28日更新
三角西港では、ムルドルハウス(お土産屋さん)で散策マップを手に入れることができます。
三角西港散策マップ【表面】
おすすめの場所(その1)
まずは、旧三角海運倉庫(レストラン和蘭館)横の三ノ橋にお越しいただき、そこから埠頭に降り立って目の前の海を眺めてみませんか。
今は穏やかなこの海も、開港後は大型蒸気船が頻繁に往来していました。埠頭では、商人たちが荷を担いで海運倉庫へ荷揚げをし、近くの回漕店から熊本一円に物資を運んでいました。目の前の海は「三角ノ瀬戸」とよばれ、古来より静穏な海域として、有明海、八代海をつなぐ交通の要衝であり、現在も大型船が行き来する需要な熊本県の港湾区域です。
また、海には、スナメリ(体長約1メートル)が数十頭生息しており、波のない穏やかな日には背中をちょこんと出して泳ぐ姿を見ることができます。地元では、スナメリを見ると幸せになれるといわれています。
おすすめの場所(その2)
埠頭から東排水路を山側に進み、国道57号の横断歩道を渡り、山裾の石積み階段を上がると、左に旧三角簡易裁判所、左に旧宇土郡役所があります。三角西港に訪れたことのある方でも知らない人も多い、隠れた名所です。映画等の撮影にもよく利用されています。
おすすめ場所(その3)
旧三角簡易裁判所からさらに山側へ進むと、展望台への登り口があります。約10分ほど山道を歩いていくと、古い東屋の展望台にたどり着きます。そこから少し下の木製展望台に行くと、素晴らしい三角ノ瀬戸の景観が目に飛び込んできます。標高約40メートルのこの場所は、対岸の上天草市、そして天気のいい日には、遠く長崎県島原半島を望むことができます。ちなみに世界遺産の範囲は、この展望台を含む山の稜線から海に向かってすべての範囲です。三角西港の港湾、住宅地、そして背後の山すべてが世界遺産に登録されています。
お問い合わせ
商工観光課 観光物産係
電話番号:0964-32-1604