2024年07月12日更新
三角西港が世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業(以下、「明治日本」と記載)」(8県11市23資産)の構成資産として登録されて、9周年を迎えました。
世界遺産登録日の7月8日(月曜日)、8エリアに分かれる明治日本のうち、三池エリアを構成する福岡県大牟田市、熊本県荒尾市、宇城市の小中学校で世界遺産学校給食特別メニューを提供しました。
このイベントは、自分たちが住む市の世界遺産を知り、関心を持ってもらうことを目的として、令和3年度から実施しています。
宇城市のこの日のメニューは、明治時代に大牟田市、荒尾市にある三池炭鉱から掘り出され、三角西港から海外へ輸出されていた「石炭」をイメージして作られた「石炭ナッツビー」です。
宇城市立小川中学校1年の後生川暖音(ごしょがわはると)さんは、「(石炭ナッツビーは)見た目は石炭だけど、口に入れたら甘みが広がっておいしかった。三角西港は映像でしか見たことがないので、実際に行っていろいろ学びたいです。」と話していました。
また、同中1年の石原翔琉(いしはらかける)さんは「ナッツのシャキシャキしたところがおいしかった。三角西港に行って海や石積み埠頭を見てみたいです。」と話していました。