2023年08月08日更新
(写真左から蒲島熊本県知事、DOWAエコシステム株式会社 矢内康晴(やないやすはる)代表取締役、アクトビーリサイクリング株式会社 清水伸幸(しみずのぶゆき)取締役、守田憲史宇城市長)
7月31日、市は、DOWAエコシステム株式会社(東京都千代田区 以下、DOWA)、グループ企業のアクトビーリサイクリング株式会社(熊本県水俣市 以下、アクトビー)と、熊本県立会いの下、松橋町萩尾に工場を新設する立地協定を締結しました。まずは、アクトビーが非鉄金属・プラスチックの単一素材化や小型家電リサイクル、RPF(固形燃料)製造などを開始します。将来的に、九州地区に集積が見込まれる半導体産業を主な顧客とし、貴金属リサイクルや大量排出が見込まれるリチウムイオン電池、太陽光パネルのリサイクルなど、DOWAの事業展開を予定しています。
今回の新工場は、約10万平方メートルの敷地の土地造成を8月から開始、2024年1月頃から1棟目として約6千平方メートルの建屋から建設着手、2025年春頃に操業を開始する予定です。初期投資は約50億円、操業開始時点の地元からの新規雇用は約20人の予定です。
県庁で行われた協定締結式で、DOWAの矢内康晴社長は「熊本県を中心とした九州全体の循環型社会の構築・カーボンニュートラルの実現の一助となるように尽力して行きたい」と話し、守田憲史市長は「新工場が地域に根差し、そして地域と共に発展し、末永く操業いただけるよう、全力で支援させていただきます」とあいさつしました。