宇城市地域包括支援センター / 宇城市

2022年02月22日更新

いつまでも住み慣れた地域で高齢者が健やかに暮らすために

～みなさんの元気な生活を支えます～

地域包括支援センターとは?

　地域包括支援センターは、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らしていくために必要な支援をする地域の総合相談窓口です。主任ケアマネジャー、社会福祉士、保健師がチームとなって、みなさんの様々な相談に多方面から対応し、地域包括ケアシステムづくりをしています。

地域包括支援センターではこんな仕事をしています

総合相談事業・・・なんでもご相談ください

　どこに相談してよいか分からない心配ごとや悩みなどは、まず地域包括支援センターにご相談ください。介護に関すること以外に、健康や福祉、医療や生活、認知症などに関する相談に対応しています。

介護予防・日常生活支援総合事業の利用支援・・・介護予防に取り組みましょう

　加齢、病気や閉じこもりにより心身の機能が衰えていき、介護が必要な状態になるおそれがあります。介護予防サービスを利用しながら、寝たきりや介護状態になることを防ぎ、目標をもって自立していきいきと生活できるように、生活全般に対して働きかけをしていきます。

権利擁護・・・判断能力が十分でない人の財産や生活を守ります

認知症などにより判断能力が低下し、お金の管理や日常生活に関わる契約などに支障が出た場合に、日常生活自立支援事業や成年後見制度が上手く活用できるように支援します。
高齢者の尊厳が損なわれないように、市高齢介護課と連携しながら高齢者虐待防止の支援をしています。また、身の回りの世話をしている養護者への支援もあわせて行っています。

包括的・継続的ケアマネジメント・・・地域における連携・協働の体制づくりをおこないます

　多様な生活課題を抱えている高齢者が地域で安心してその人らしい生活を継続するために、高齢者や家族が課題に応じたあらゆる社会資源を適切に活用できるように支援します。地域包括ケアシステムの実現のために、個々の介護支援専門員に対するサポート等を行い、地域の高齢者に適切なサービスや支援が行われるように支援します。

地域包括ケアシステムづくりのために、こんな事業もしています

在宅医療・介護連携推進事業・・・住み慣れた我が家で最期まで暮らせるように切れ目のない地域の医療　と介護が提供されるための体制づくりをしています

　医療と介護の両方を必要とする状態の高齢者が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、医療と介護を一体的に提供するための体制づくり、医療介護従事者の連携の推進を行っています。

　宇城市内の医療介護に関する情報を集約したマニュアルを作成し配布したり、医療介護従事者への研修を企画したり、地域サロンへ講話に出向いたりと「在宅医療・介護」の普及啓発等も行っています。

地域ケア会議・・・高齢者個人への自立に向けた支援の充実をおこないます

　地域支援のネットワークの構築、高齢者の自立支援に向けたケアマネジメント支援、地域課題の把握をするために、月1回地域ケア個別会議、年1回地域ケア圏域会議を開催しています。

認知症地域支援施策推進事業・・・認知症高齢者にやさしい、安心して暮らせる地域づくりに向けて

　地域に暮らす一人ひとりが認知症を正しく理解するための普及啓発、本人の能力を活かした地域での共生を目指す地域づくりをしています。また、関係事業所(機関)との連携・システムづくりに向けて認知症地域支援推進員が配置されています。認知症サポーター養成講座の開催、高齢者見守りネットワーク形成などを行っています。

認知症初期集中支援チームとは、医療や介護の導入・調整や、家族支援などの初期の支援を包括的、集中的に行い、自立生活のサポートを行うチームです。
認知症ケアパス…認知症の進行度に沿って、いつ、どこで、どのような医療・介護サービスを受ければよいか、対処法や支援の流れを示したものです。チラシ (PDF 1,276KB)

【参考資料】認知症の症状や状態に応じて利用できる支援体制の流れ (PDF 1,974KB)