2025年04月24日更新
- 抗体検査の事業は令和7年3月31日(月曜日)で終了しました。
- 令和7年3月31日までに抗体検査を受検し、抗体価が低く、予防接種を受けていない方について、予防接種の期間が延長しました。
- 予防接種を希望する場合は、本人確認書類を用意し、事前に宇城市保健福祉センターで手続きのうえ、令和9年3月31日までに接種してください。
風しんについて
風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症で、風しんへの免疫がない集団において、1人の風しん患者から5人から7人にうつす強い感染力を有します。また、発疹の出る前後約1週間は人に感染させる可能性があります。
風しんウイルスの感染経路は、飛沫感染(咳やくしゃみ等)で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。
症状は不顕性感染(感染症状を示さない)から、重篤な合併症併発まで幅広く、特に成人で発症した場合、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併するなど、入院加療を要することもあるため、軽視はできない疾患です。
妊娠中の女性が感染した場合
風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、先天性風しん症候群(CRS)の子どもが生まれてくる可能性が高くなります。CRSとは、風疹のウイルスに感染した母親のお腹にいる胎児もウイルスに感染することによって、出生児が難聴、先天性心疾患、白内障、精神運動発達遅滞などを発症することです。CRSを防ぐためにも、ひとりひとりの風しん予防対策が非常に重要です。
風しん予防接種(風しん第5期定期接種)対象者
対象者(以下のすべての要件に該当する方です)
- 令和7年3月31日までに抗体検査を受検し、 抗体価が低く、予防接種を受けていない方
- 昭和37年(1962年)4月2日から昭和54年(1979年)4月1日までに生まれた男性
(これまでに風しんの公的予防接種を受ける機会がなかった世代です)
予防接種補助実施期間
令和9年3月31日まで
費用について
償還払いとなりますので、まず医療機関で全額実費負担していただき、後に宇城市の補助額を支払います。
接種を受ける前に
医療機関で接種を受ける前に、宇城市保健福祉センターで手続きが必要になります。
本人確認書類を用意いただき、宇城市保健福祉センターに来庁ください。必要書類等を交付いたします。