2026年03月13日更新
令和8年4月1日からRSウイルス感染症に対する母子免疫ワクチンの定期接種が始まります。
RSウイルス感染症とは
RSウイルス感染症とは、RSウイルスの感染による急性の呼吸器感染症で、特に乳幼児に多い感染症です。
生後1歳までに50%以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が、少なくとも1度は感染するとされています。
初めて感染した乳幼児の7割は軽症で、数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し重症化することがあり、2010年代には年間12~18万人の2歳未満の乳幼児がRSウイルス感染症と診断され、3~5万人が入院を要したとされています。
主に接触・飛沫感染により感染するため、手洗いや手指衛生といった基本的な感染対策が有効です。
定期接種対象者(以下の2点に該当する方)
1.妊娠28週0日~36週6日までの妊婦の方
2.宇城市に住民票がある方
接種後、14日以内に出生した乳児における有効性は確立していないことから、妊娠38週6日に至るまでの間に出産を予定している場合は、医師にご相談ください。
接種方法・料金
・ 接種方法は、妊娠毎に1回筋肉内に接種(0.5mL)
※過去の妊娠時にRSウイルスワクチンを接種したことがある方も対象になります
医療機関で受診される際は、以下の2点をご持参ください。
1.宇城市の予診票 2.お子さまの母子健康手帳
・ 接種料金:30,200円(自己負担なし)
※定期接種の期間外で接種されると「任意接種」となり、全額自己負担となります。
通知方法
宇城市保健福祉センターで母子健康手帳をお渡しする際に、予診票とRSウイルスワクチンに関する資料をお渡しします。
ただし、令和8年3月末までに宇城市保健福祉センターにて、母子健康手帳を受け取られた方に関しては、個別通知(予診票とRSウイルスワクチンに関する資料を同封)します。
予診票は接種時に必要になります。接種日まで大切に保管するようお願いします。
宇城市内接種実施医療機関
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医療機関名 |
住所 | 電話番号 |
|---|---|---|
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まつばせレディースクリニック |
宇城市松橋町松橋689-1 |
0964-34-0403 |
| しまだこどもクリニック | 宇城市松橋町きらら3丁目2-19 |
0964--34-3933 |
| うちの小児科小児外科 | 宇城市松橋町松橋1947-1 |
0964-32-0550 |
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まつばせ児嶋クリニック |
宇城市松橋町きらら2丁目5-4 |
0964-25-2522 |
|
坂口医院 |
宇城市松橋町松橋473 |
0964-32-0445 |
|
じょうどいクリニック |
宇城市松橋町南豊崎596-3 |
0964-53-9517 |
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本田医院 |
宇城市松橋町南豊崎585 |
0964-32-0555 |
母子免疫ワクチンとは
生まれたばかりの乳児は免疫の機能が未熟であり、自力で十分な量の抗体をつくることができないとされています。しかし、母体に母子免疫ワクチンを投与することで、母体内で作られた抗体が胎盤を通じて胎児に移行し、生まれた乳児が出生時から病原体に対する予防効果を得ることができます。
ただし、以下の方は注意が必要です。
・妊娠高血圧症候群の発症リスクが高いと医師に判断された方や今までに妊娠高血圧症候群と診断された方
・筋肉内に接種をするため、血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方
・その他
明らかに発熱を呈している方、重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方、組換えワクチン(アブリスボ)の成分によってアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな方等は接種できません。
また、心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患を有する方、予防接種を受けて2日以内に発熱や全身の発疹などのアレルギー症状があった方、けいれんを起こしたことがある方、免疫不全と診断されている方や近親者に先天性免疫不全症の方がいる方、組換えRSウイルスワクチン(アブリスボ)の成分に対してアレルギーを起こす恐れのある方等は接種に注意が必要です。
ワクチンの効果
| 生後90日時点 | 生後180日時点 | |
|---|---|---|
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RSウイルス感染による 下気道感染症の予防 |
6割程度の予防効果 |
5割程度の予防効果 |
|
RSウイルス感染による 重症下気道感染症の予防 |
8割程度の予防効果 |
7割程度の予防効果 |
主な副反応について
ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、アナフィラキシーショックがみられることもあります。
また、ワクチン接種による妊娠高血圧症候群の発症リスクに関して、薬事承認において用いられた臨床試験では、妊娠高血圧の発症リスクは増加しませんでした。
海外における一部報告では、妊娠高血圧症候群の発症リスクが増加したという報告もあるものの、交絡因子の影響の可能性があることから解釈には注意が必要です。
接種後に気になる症状があった場合は、接種した医療機関へお問い合わせください。
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副反応の発現割合 |
主な副反応 |
|---|---|
| 10%以上 |
疼痛*(40.6%)、頭痛(31.0%)、筋肉痛(26.5%) |
| 10%以下 | 紅斑*、腫脹* |
| 頻度不明 | 発疹、蕁麻疹 |
(注)ワクチンを接種した部位の症状