2022年04月28日更新
男女共同参画社会基本法では、男女が、互いにその人権を尊重しつつ責任も分かち合い、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会の実現を我が国の社会を決定する最重要課題と位置づけています。
宇城市では、平成18年度(2006年度)に第1次男女共同参画計画を策定し、以降、第2次計画、第3次計画と、5年ごとに社会情勢や市民意識の変化に合わせて改定を重ね、今日まで男女共同参画社会の実現に向けて取り組みを進めてまいりました。
しかし、男女共同参画の指標として本市が掲げる数値目標の達成には、未だ至っておりません。また、令和2年(2020年)7月に実施した市民意識調査によりますと、女性の社会参画に関する意識高揚など、今日までの取り組みの大きな成果と考えられるものがうかがえる一方で、家庭生活をはじめとする様々な分野で、依然として固定的性別役割分担意識や、それに基づく社会慣行が根強く残っていることを見ることができます。加えて、令和元年(2019年)末からの新型コロナウイルスによる感染症の拡大は、課題を顕在化させるとともに、生活様式にも影響を与え、男女共同参画社会実現の必要性を、改めて認識することになりました。
本計画は、こうした状況のもと、前計画の成果や課題を踏まえつつ、社会情勢の変化等による新たな課題に的確に対応するため、策定するものです。
計画期間
令和4年度(2022年度)から令和8年度(2026年度)の5年間
基本理念
「ひと」と「ひと」で築く、やさしく住みよいまちづくり
重点目標
- 社会制度・慣行の見直し、意識の改革
- 男女の人権尊重
- 家庭・地域での男女共同参画推進
- 就業の場での男女共同参画推進
- 住民が安心して生活できる環境づくり