2022年03月04日更新
1 誰もが暮らしやすい都市(まち)づくり
前述のように、5町が持つ地理的好条件や豊かな自然、伝統的な歴史・文化などの地域特性を生かし、住民の誰もが安心して、いきいきとした暮らしが送れる、活気にあふれた地域づくりを進めるため、ひとがきらめき、自然がきらめき、文化がきらめく、夢あふれる都市づくりを目指し、「ひと、自然、文化きらめく未来都市」を基本理念に、新市のまちづくりを進めることにしており、
このなかに3つの基本目標を定めることとします。
安全で快適な生活空間のあるまち
誰もが安全で、快適な生活空間をつくるための生活基盤整備や熊本都市圏、八代圏域に集積する都市的機能を活用可能な基盤を整備します。
安心して暮らせるまち
子供や高齢者が、地域で安心して「暮らし」ができるよう、医療・福祉などを充実します。
生活環境の向上と新市内外の連携促進
情報の公開、対話と参画による、住民とともに歩むまちを実現します。
2 誇りあるふるさとづくり
多様な自然、歴史・文化など、先人から伝えられた「地域の資源や遺産」に対し、住民が誇りを持ち、生きがいややすらぎを感じることができる暮らしを創るための地域づくりを推進します。
誇りの持てる暮らしづくり
住む人が地域の個性を感じ、誇りを持って暮らしができるよう、教育環境の整備を進め、次世代を担うひとづくりを推進するとともに、自然や歴史・文化など、地域の資源や遺産を生かした地域づくりを推進します。
環境に配慮した暮らしづくり
住む人がやすらぎを持って暮らしができるように、自然と共生した環境づくりに取り組みます。
生きがいのある暮らしづくり
住む人が、生きがいを持って過ごせるように、文化・スポーツ施設などの整備を図るとともに、公共施設間の連携を図り、その有効活用を推進します。
3 力強い産業づくり
地域の活力を創出するため、地域特性を生かし、地域独自の産業の振興に取り組みます。
地域特性を生かした農林水産業の展開
農業においては、主要作物の振興を図るとともに、地域の特色を生かし、「地産地消」、「循環型農業」等農業の新展開を支援・推進します。また、林業の生産基盤の強化を図るとともに、つくり育てる水産業の振興を図ります。
地域に根ざした商工業の育成
既存商店街の活性化を支援するとともに、交通の要衝としてのメリットを生かした工業団地などへの企業誘致を図ります。また、異業種との交流連携を通じた地場産業の育成を図ります。
地域観光の基盤強化
公的団体や民間と協力して、地域資源の広域的連携を図りながら、観光基盤整備に取り組みます。