2024年11月05日更新
自動運転バスは、運転手がいなくても自動で走る乗合バスで、さまざまな交通課題を解決するために全国的に導入が検討されています。
この取り組みにより、バスの運転手不足の解消や交通渋滞緩和などが見込め、幅広い年代に多様な移動サービスを提供することが可能になります。
自動運転バスの仕組みは、運転手の走行データに基づき、デジタル地図やGPS などを活用して運行。そのため、リアルタイムで道路状況を把握した最適なルートでの運行が可能になり、ヒューマンエラーによる事故防止にもつながります。
まだまだ普及していない自動運転バスですが、公共交通の課題や社会的課題を解決する可能性を持っています。移動手段を増やすことで、外出する機会をつくり、地域経済の活性化も図れます。これからの公共交通に、自動運転を生かしていくことが求められるでしょう。
12月18日から実証実験を行います
市では、国土交通省の「令和6年度地域公共交通確保維持改善事業費補助金」を活用した、自動運転社会実装推進事業を実施します。この事業は、地域のさらなる魅力化やスマートシティへの足掛かりを目的に、JR 小川駅からイオンモール宇城までの区間を運行するもので、無料で試乗が可能です。詳細は、12月号でお知らせします。
11月23日(土曜日) 小川ふるさと祭りで車両を展示
実証実験で使用される車両が11月23日の小川ふるさと祭りで展示されます。
エ ヴ ォ
使用車両 EVO
この記事は、広報「ウキカラ」で隔月連載している「使ってみよう公共交通」の第8回(令和6年11月号掲載)の記事です。