2023年12月05日更新
最近、路線バスや電車、タクシーなどに乗りましたか。
これら公共交通機関は、通勤、通学通院、買い物など、日常生活に欠かせない移動手段です。
しかし、市内の公共交通利用者数は年々減少しています。
下のグラフを見ると、路線バスの利用は、令和2年以降コロナ禍の影響などもあるものの人口減少やマイカー利用者の多さから、年々少なくなってきていることが分かります。
公共交通の利用者が減少すると、交通事業者の収益が悪化しこれが続くと、公共交通サービスの低下につながります。サービスが低下すると、利用者が減少し、収益が悪化するという悪循環に陥ってしまいます。
これは路線バス以外の公共交通機関も同様で、このままの状況が続くと、公共交通の存続に影響を及ぼしかねません。
一方で、高齢による運転免許証返納者の増加や脱炭素社会の実現に向けて、公共交通の維持・確保の必要性が高まっています。
これからの連載を通して宇城市の公共交通を紹介します。公共交通の未来を一緒に考えましょう。
この記事は、広報「ウキカラ」で隔月連載している「使ってみよう公共交通」の第1回(令和5年10月号掲載)の記事です。