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出先で、自宅で地震から身を守る!

2022年01月15日更新

 「グラッときたら、まず落ち着いて身の安全を確保する」・・・大きな被害をもたらす地震災害は、あるとき突然襲ってきます。 こうした災害に遭ったとき、私たちは常に自宅にいるとは限りません。自宅や身近な地域と異なり、繁華街やデパートなどの外出先では、身を守るためのより一層の注意が必要です。

屋外では落下物から頭を守る

 屋外で地震に遭った場合、まず注意しなければならないのが落下物です。住宅街では、屋根かわらやブロック塀、また、市街地では、窓ガラスや看板などが、落ちてきたり倒れてきたりする恐れがあります。鞄などの手荷物で頭を守りながら、なるべく広い場所に避難するようしましょう。

また、電線などが切れて垂れ下がっている場合があります。絶対に触らないようにしてください。

買い物中は棚に注意

 ビルなどの建物の高層階は、地上よりも揺れが大きい場合があり、デパートなどの商店の入ったビルでは、商品の棚や大型の家具が倒れてきたり、ショーウインドーや照明器具などのガラスが割れ落ちてきたりする危険があります。これらの周りからは、なるべく離れるようにしましょう。

地下街や地下鉄の駅などの施設の場合、地上よりも揺れが少なく、比較的安全です。しかし、火災などが起こった際には、地上の施設よりも煙の充満が早いので、注意が必要です。ハンカチなどで鼻と口を覆い、体を低くして、誘導灯などに従って、速やかに地上に避難するようにしてください。

また、こうした建物や施設内では、避難する人が出口に殺到すると、パニックになる恐れがあり大変危険です。店員などの指示に従って、落ち着いて避難するようにしましょう。

車外への飛び出しは厳禁

 バスや電車などの公共交通機関に乗っていた場合、車外に飛び出すのは危険です。特に地下鉄では、軌道敷に走っている高圧線に感電する危険性があります。乗務員の指示に従って、落ち着いて避難するようにしてください。

車は停車、キーはつけたままに

 車に乗っていると、揺れに気がつきにくく、また、車の動作も極端に悪くなるため、避難が遅れがちです。

運転中に地震に遭った場合、落ち着いてハンドルをしっかりと握り、徐々に速度を落として左側に停車してください。車から降りて避難するときは、消火活動などの妨げにならないよう、ドアのロックはせず、車の鍵はつけたままにしましょう。

 また、地震などによる大きな災害が起こった場合、主要な幹線道路では、救急活動などの交通路確保のため、交通規制が行われ、緊急車両以外の車両での移動が制限されます。ご注意ください。

正しい情報で避難してください

 いち早く避難するためには、正しい情報が必要です。災害被害の状況や避難場所などについては、テレビやラジオ、防災行政無線など公的な放送などを頼りに、デマやうわさに振り回されないようにしましょう。

また、各都道府県や市町村のホームページなどでは、避難場所の情報などが掲載されています。自宅の周りだけでなく、地域の中心市街地などの避難場所も、同時に確認するようにしましょう。

無事を伝えるメッセージ~171番災害用伝言ダイヤル~

 災害が発生した地域では、家族や知人の安否を確認する電話などが集中し、一時的に電話のかかりにくい状態になることがあります。「171番災害用伝言ダイヤル」は、こうした災害が発生したときに、電話による音声メッセージを録音・保存し、被災地内外から、再生できるようにするものです。公衆電話や携帯電話からも利用ができるので、自宅の電話が使えなくなってしまった場合にも、利用することができます。

毎年、8月30日から9月5日の「防災週間」の間は、災害伝言ダイヤルが開放され、体験利用ができるようになります。いざというときの連絡手段について、家族や親類などの間で確認しておくようにしましょう。

171番 をダイヤル

録音する

  1. 音声に従い「録音」を選ぶ
  2. 被災地からは自宅の電話番号を、その他の地域からは、連絡を取りたい相手の電話番号を市外局番から入力
  3. メッセージを吹き込む

再生する

  1. 音声に従い「再生」を選ぶ
  2.  被災地からは自宅の電話番号を、その他の地域からは、連絡を取りたい相手の電話番号を市外局番から入力
  3. メッセージが再生される

関連リンク

FDMA総務省消防庁ホームページ(外部リンク)

お問い合わせ

宇城市 市民部 防災消防課 防災消防係

電話番号:
0964-32-1111

追加情報:アクセシビリティチェック

アクセシビリティチェック済み

このページは宇城市独自の基準に基づいたアクセシビリティチェックを実施しています。

▶「アクセシビリティチェック済みマーク」について

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