2022年01月26日更新
白玉粉
肥後白玉粉は、明治30年頃に松本某という人が大阪よりその製法を伝えたと言われています。小川町は近くに米どころ八代平野を控え、砂川水系の清洌な地下水が豊富に湧出し、白玉粉の製造に最適な条件がそろっていたため、白玉粉づくりが急速に普及しました。
生姜
小川町の中間山地に位置する海東地区の主力産物として永年栽培されています。生姜は生食用、漬物用として幅広く利用される香辛料の1つであり、健康増進にも役立っている作物の1つです。 辛みの成分ショウガオール、ジンゲロンに強力な殺菌作用があり、生では食欲不振・むかつき・頭痛・腹痛にきき、乾燥させると内臓の冷えを取り体を暖める力が強く、風邪の予防に効果があります。また、最近では、一部「葉しょうが」も少量ではあるが栽培されています。
メロン
熊本最大のメロン生産地宇城の中で最も多く生産され、主に小川町の平坦地域で年に2回栽培されています。メロンの栽培は、野菜、果実のなかで最もむずかしいといわれ、土の選択・かん水・温度管理が大変ですが、おがわの気候特色を生かした栽培は全国的にも早だしメロンとして評価されています。高級ネットメロンのアールスメロン、中級ネットメロンのクインシー、アンデスが主なメロンの品種です。
トマト
小川町の平坦地域で栽培され本町第2位の生産量を誇っており、抑制栽培・周年栽培がなされ、丸トマトでは「桃太郎トマト」が大部分を占めています。またミニトマトも同時に栽培されています。トマトはリコピンを大量に含み、β-カロチンの2倍、ビタミンEの100倍の活性酸素消去能力があり、血液中のリコピン濃度が高い人はガンにかかりにくいことが報告されています。
ポンカン
ポンカンは亜熱帯かんきつで、数多くのかんきつ類の中でも皮が厚いのが特徴ですが、香りが良くうまみもありビタミンも豊富です。 皮をむくとさらにポンカン独特の香りが広がります。本町のかんきつ類の中ではトップを占めています。
梨
「小川梨」のブランドで各方面に出荷されていますが、玉も肥大で食味も良いと好評を得ています。