2022年02月28日更新
誉ヶ丘公園周辺地域は、水と豊かな自然環境に恵まれ、優れた景観資源を有する地域です。公園西側の溜池は「鐙ヶ池上堤」「鐙ヶ池中堤」「萩尾溜池大堤」の3つの堤が連なっている県内最大級の堤で、県内でも有数のブラックバス釣りの名所で知られています。
鐙ヶ池上堤の周辺には桟橋が掛けられ、散歩をすることができ、公園の一部は宇城フットパス「豊野コース」の一部にもなっています。(マップはアグリパーク豊野で入手可能です)
鐙上・下の両堤は、幕末の天保11年(1840年)に完成しました。
萩尾の大溜池は、昭和11年(1936年)に着工、同14年に完成したものです。
いずれも松橋町西南の不知火海の干拓に伴ったものです。すなわち、江戸時代後期以来八代海沿岸の大干拓が進められ、海岸が急速に西に伸び、平野が広がっていきますがそれを灌漑するためには多大な水源を必要としました。
松橋町の南を流れる大野川がありますが、それだけでは水が不足しそれを補うためにはまず鐙ヶ池が、次いで昭和の干拓に伴って萩尾大溜池が掘られたのです。
詳細
所在地:宇城市豊野町山崎1695-6
アクセス:松橋インターチェンジから約5分