2024年12月10日更新
ポリファーマシーとは
たくさんの薬を内服することで、副作用や体調に好ましくない影響を起こすことを「ポリファーマシー」といいます。
何種類以上の薬を併用すればポリファーマシーになるという定義はありませんが、おおむね6種類以上になると副作用や好ましくない影響のリスクが高まるといわれています。
特に高齢者は、ふらつきや転倒、認知機能の低下の原因となる恐れがあるので注意が必要です。
薬の種類が多い場合は、かかりつけ医や薬局の薬剤師へご相談ください。
ポリファーマシーの問題点
- 薬の飲み合わせの問題、飲み忘れ・飲み間違いの発生
- 薬剤費の増加(自己負担の増加、国民医療費の増加)
- 生活の質の低下(服用時の手間、介護者の手間) など
ポリファーマシーを回避するには
- お薬手帳は一人1冊にまとめましょう
- かかりつけ医、かかりつけ薬局(薬剤師)を持ちましょう
- 余った処方薬、外用薬があるときは、かかりつけ薬局で処方日数の調整をしてもらいましょう