2023年04月17日更新
白木貞右衛門知行墨附は松橋町の個人宅に伝わったもので、慶長年間から寛永年間にかけて、黒田如水(官兵衛)、黒田長政、細川忠利から与えられた領地を保証するための証明書です。
白木貞右衛門に与えられた黒田如水からの知行墨附2通、黒田長政からの知行墨附1通、黒田長政からの知行墨附及び目録1通、黒田長政からの加増墨附1通、細川忠利からの知行墨附及び目録1通が残されています。
白木家は、家祖である貞右衛門が織田、毛利、黒田、細川に仕え、二百石から四百石を領した家系です。江戸時代には、細川家の四百石取り鉄砲組頭等を勤め、藩政末期に領地である萩尾に帰農しました。
- 白木貞右衛門知行墨附(年号なし 黒田如水)
黒田如水から与えられた知行墨附 - 白木貞右衛門知行墨附(慶長3年 黒田長政)
慶長3年(1598年)に黒田長政から与えられた知行墨附 - 白木貞右衛門知行墨附(慶長5年 黒田如水)
慶長5年(1600年)に黒田如水から与えられた知行墨附 - 白木貞右衛門知行墨附・同目録(慶長6年 黒田長政)
慶長6年(1601年)に黒田長政から与えられた知行墨附及び目録 - 白木貞右衛門加増墨附(元和9年 黒田長政)
元和9年(1623年)に黒田長政から与えられた加増の墨附 - 白木貞右衛門知行墨附・同目録(寛永11年 細川忠利)
寛永11年(1634年)に細川忠利が肥後入国直後に与えた知行墨附及び目録
3 白木貞右衛門知行墨附(慶長5年)
6 白木貞右衛門知行墨附・同目録(寛永11年)