2023年04月17日更新
岩崎家住宅(塩屋)は小川町小川に所在しており、江戸時代に薩摩街道の宿場町として栄えた旧小川宿に、明治39年(1906年)に呉服屋として建設された建物です。
住宅は木造二階建で、外壁は白漆喰塗で、妻面(つまめん)に水切瓦(注1)を三段廻らせています。内部は、東側に土間、西側に座敷を配し、引手や欄間、矢羽根天井など、随所に趣向を凝らした意匠が見られます。
(注1)水切瓦(みずきりがわら)・・・・蔵や住宅の壁に複数段重ねて設置する小さなひさし。強い雨や日差しから壁を守る効果があります。
旧岩崎家住宅(塩屋)