2023年07月05日更新
樹齢1,000年を超えるとされる、熊本県下最大級の巨木です。樹高約23メートル、根周り約30メートル、枝張り約20メートルをほこります。幹の中は、6畳ほどの空洞となっています。
三角町中村の丘陵上に鎮座するこの樟は、上本庄地区の氏神様として御神木に祀られ、地域の守り神となってきました。現在では学問の神様としても信仰が続き、11月25日に郡浦神社の神主を呼び例祭が行われています。
長い年月の間に、火事や風雨などの災害を乗り越えてきたこともあり、幹には過去の治療痕や破損が残されていますが、現在でも変わらぬ樹勢をほこっています。
そびえる天神樟の幹