2023年04月17日更新
丸林橋は豊野町中間に所在している眼鏡橋です。
安政4年(1857年)に中山手永(現在の宇城市豊野町と美里町の一部)の総庄屋であった藤井五郎助が発案し、下郷村在住の大工の大槻新十郎、石工の今村嘉左衛門らが約1ケ月かけて架橋しました。
架橋当時の記録には、「下郷村大工新十郎他1名、石工今村嘉左衛門外4名、渡り初めに老人夫婦、利作牛引き、庄右衛門馬引き、甚八唄う」と、渡り初めの様子が記述されています。
法量
形状 石造アーチ橋(眼鏡橋)
規模 橋長15メートル 橋幅2.3メートル
径間(けいかん)8.6メートル 拱矢(きょうし:基礎から要石の下側までの距離)4.3メートル
丸林橋