2023年04月17日更新
薩摩渡は豊野町糸石に所在している眼鏡橋です。
天保3年(1832年)に木製橋が架橋され、その後に改めて石製の眼鏡橋が架橋されました。眼鏡橋の架橋年、事業主、石工等の詳細については不明です。
小川方面から娑婆神峠(さばがみとうげ)を越えて、御船方面へ通ずる薩摩往還(さつまおうかん:現在の一級国道に相当)上に架けられたことから、「薩摩渡」と呼ばれています。
法量
形状 石造アーチ橋(眼鏡橋)
規模 橋長16メートル 橋幅4メートル
径間(けいかん)約10メートル 拱矢(きょうし:基礎から要石の下側までの距離)5メートル
薩摩渡