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白曙(しらげ)の隈(くま)

2023年04月17日更新

  白曙の隈は、松橋町豊福の熊本県博物館ネットワークセンター(元熊本県運転免許試験場)がある一帯を指します。

  白曙の隈とは、『日本書紀』に記されている景行天皇の九州巡幸に関する伝承地です。

  『日本書紀』によると、球磨の熊津彦兄弟討伐後に景行天皇が芦北から軍船に乗り不知火海を北上中に、豊村(現在の松橋町豊福)付近に着岸し、しばらく進軍していたところ、夜が白々と明け始めたとされています

  また、明治35年(1902年)に明治天皇が陸軍大演習に際して休憩した場所であることから、そのことを示す「御野立」とも呼ばれています。

  『日本書紀』では、上陸した景行天皇は夜明け前の道を里人の案内で進みましたが、途中ハラハラと微かな雨が降り出したことから、その辺りを「微雨」(びう)と呼ぶようになったとされます。その後、南に移動して汗を拭いて休んだ折の朝風に、思わず「快よし」と声に出したことから、その場所を「心吉」(こころよし)と名付けたという言い伝えがあります。

白曙の隈の写真

博物館ネットワークセンターの敷地内にある「御野立所」の標柱

お問い合わせ

宇城市 教育部 文化スポーツ課 文化財世界遺産係

電話番号:
0964-32-1954

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